足底筋膜炎 症例報告
2026/10/11
患者様のお悩み】 40代男性。立ち仕事が多く、休日にはランニングを行っている方。 数週間前から右足のかかとに痛みを感じるようになり、特に朝起きて最初の一歩を踏み出す際に強い痛みが出るとのことでした。 歩いているうちに痛みが軽減することもありますが、長時間立っていた後やランニング後には再び痛みが出現。 痛みがなく走れるようになりたい!とのことで来院 【検査・評価】 足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、足裏にある足底腱膜に繰り返し負担がかかることで、かかと周囲などに痛みが生じる疾患です。 今回の症例では、以下の項目を中心に評価する設定としました。 ・足関節の背屈可動域低下 ・腓腹筋、ヒラメ筋の柔軟性低下 ・足部アーチの状態 ・足趾の機能低下 ・股関節の可動域 特に気になったのが足関節の可動域と歩行時の重心移動です。 足関節の背屈可動域が低下すると、歩行時に足部の動きが変化し、足底腱膜への負担に影響する可能性があります。 また、足部だけでなく股関節や下肢全体の動きも確認することで、負担が集中する要因を探していきます。 【施術内容】 足底腱膜への負担を軽減し、歩行動作の改善を目指して施術を行いました。 主な施術内容は、 ・足底腱膜周囲への負担を考慮した軟部組織へのアプローチ ・腓腹筋、ヒラメ筋の柔軟性改善 ・足関節の背屈可動域改善 ・歩行時の重心移動の確認 さらに、足底腱膜やふくらはぎのストレッチ、靴の見直しやインソールの提案、自宅でできるセルフケアについても指導します。 足裏だけを施術するのではなく、歩行時にどのような負担がかかっているかを確認することが大切です。 【施術後の変化】 施術とセルフケアを継続することで、朝起きた際の一歩目の痛みが徐々に軽減していきました。 現在はランニングへの段階的な復帰を目標に、足部の筋力や下肢全体の機能改善を進めています。

